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                        | はじめてペットを迎えた時のこと、覚えていますか? この子にはどんなフードがいいのかな?
 量はどのくらいかな?
 おやつはあげてもいいのかな?
 本やネットで調べたり、友達に聞いたり、サンプルを集めたり、獣医師さんに相談したり…。
 そうやってたどり着いたのが、今あげているフードですよね。
 ペットシッターとしてお伺いしていると、
 飼主さんはみんなペットのために試行錯誤してフードを選んでいるんだな、ということがよくわかります。
 そこでおさらいのつもりで、フードについてまとめてみました。
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                        | ●「総合栄養食」が基本です! 
 総合栄養食とは
 「犬又は猫に毎日の主要な食事として給与することを目的とし、
 当該ペットフードと水だけで、指定された成長段階における健康を維持できるような、栄養素的にバランスのとれた製品」(一般社団法人ペットフード協会HPより)
 
 なんか難しいコト言ってますが〜。つまりコレが基本のごはんということ。
 パッケージを確認してみましょう。
 「総合栄養食」という表示がありますか?
 
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                        | 一般食 | 嗜好性増進が目的で与えるペットフード。 つまり「おやつ」。
 飼い主さんとのコミュニケーションに欠かせませんが、あげすぎ注意!
 1日当たりのエネルギー所要量の20%以内におさえましょう。
 
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                        | 栄養補助食 | 特定の栄養の調整やカロリー補給などを目的にしたもので、これは「サプリメント」。 栄養補完食、カロリー補給食、動物用栄養補助食等と表示されています。
 ペットも長生きする時代です。加齢にしたがって適切なものを与えましょう。
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                        | 特別療法食 | 特定の疾患を食事療法で改善していくことが目的のフード。栄養成分の量や比率が調節されています。特別療法食、食事療法食と表示されています。 必ず、獣医さんによるアドバイスや処方に従って与えて下さいね。
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                        | ●ドライ or ウェット? 
 適度に硬いドライフードはお口の健康には良いですね。
 でも水分は10%程度しか含まれていません。
 ウェットは75%、お水をあまり摂らない子には食事で水分を摂ることができます。
 併用するのも良いですね。
 
 
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                        | さて、種類を理解したら「量」です。 パッケージには目安の量が表示されています。
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                            | 体重あたりの重量の表示が多いかと思います。 さてさてペットの体重、把握していますか?
 ちょっと太ったかな?←毎日見てると変化に気づきませんよ〜。
 与える量、だんだん適当になってしまっていませんか?(それは私だ)
 体重とフードの量、ここでしっかり計ってみましょう!
 
 与える回数も大事です。
 パッケージにも「2回に分けて」などの表示がありますね。
 ペットの種類、年齢、体の大きさなどによっても回数は違ってきますから、
 現在の回数が適切なのか見直してみましょう。
 とはいえ留守にする時間が長くなるときはたくさん用意して出かけますよね。
 いっぺんに食べられないように自動給餌器を使うという方法もあります。
 また暑い時期のウェットは腐ってしまわないように管理も大切です。
 
 
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                        | かわいいペットはいつまでも子供のように思ってしまいがちですが、 当然年をとっていきます。
 フードの見直しは適宜行いましょう。
 いきなり全部替えるのではなく、前のフードに混ぜて徐々に替えていくと良いですね。
 
 加齢による疾患はペットの種類により様々。
 高齢猫はよく腎臓疾患をかかえます。
 最近、あまり食べないな…原因が内臓ではなく歯肉炎であるなんてことも多いのです。
 変化に早く気づき、お医者さんの診断を受けましょう。
 
 とはいうものの、
 18歳で他界した我が家のみーちゃん、
 腎臓が弱りどんどん痩せて元気もなくなっていきました。
 腎臓疾患用のフードに切り替えたものの一口も食べてくれず…。
 メーカーを変えてみてもウエットをドライにしてみても全く無視。
 同居猫の尿結石用の療法食を奪って食べてしまう始末…途方に暮れました。
 結局、私は腎臓疾患用フードをあきらめました。
 体に悪いとわかっていても、残り少ない時間を
 好きなものを食べて、
 好きなように暮らしてほしいと思ったからです。
 
 最後は飼主さんの判断です。
 それでいいと思っています。
 
 
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